

商品説明
当金貨について、イギリス(*)はウィリアム4世(在位;1830年〜1837年)の統治下、
インドは東インド会社の支配の下にあり、東インド会社の通貨発行権により1835年に
カルカッタ(インド)で発行された2モハール金貨のRESTRIKE(再鋳)です。
(*)ハノーファー含む
インドは東インド会社の支配を受け、東インド会社はイギリスの支配を受け、
インドの現地通貨はイギリスの影響を受けていたために、当2モハール金貨は、
表面はイギリスのウィリアム4世の肖像、裏面はイギリスの王権の象徴のライオンが
描かれています。
このデザインは、「ウナとライオン」の彫刻師で有名なウィリアム・ワイオンによる
もので、「ウナとライオン」と2モハール金貨、いずれも、表面は当時のイギリスの支配者、
裏面はイギリスの王権の象徴のライオンが、ウィリアム・ワイオンの彫刻技術で実現しました。
ウィリアム・ワイオンにより実現した東インド会社発行のモハール金貨には、1モハール金貨と、
2モハール金貨とあり、2モハール金貨は、発行期間により分かれ、当2モハール金貨は
①の期間に発行されました。
①ウィリアム4世(在位:1830年〜1837年)
②ヴィクトリア(在位:1837年〜1901年)
2モハール金貨は1モハール金貨に比べ発行数が少なく、また、ウィリアム4世の発行期間の
ものはヴィクトリアの発行期間のものに比べ発行数が少なく、ウィリアム4世が
描かれた当2モハール金貨は、モハール金貨全体の中でごく稀少になります。
このごく稀少であるがゆえ、過去オークションにて、完全一致グレードはなく、
同グレード(PF63)に「CAMEO」評価が付いたロットが、2022年6月に約926万円(*)で
実現しました。
(*)価格構成はご照会ください。
①当2モハール金貨の「CAMEO」評価なしグレードPF63に価格を引き直した場合、
②2022年6月以降、現在、将来の価格上昇の見込み、
③将来の2モハール金貨の再取得可能性の有無、
等をご検討ください。
当コインをお勧め致します。
商品仕様
発行国 | カルカッタ(インド) |
---|---|
発行年 | 1835年 |
通貨単位 | 2モハール RESTRIKE |
直径 | 32.00 mm |
重量 | 23.32 g |
構成 | 金 |
純度 | .917 |
グレード | PF63 |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | 6601698-001 |