商品説明
当銀貨は、ドイツのアイヒシュテット(シュテット=都市)(現バイエルン州)にて、
1781年に現司教が亡くなり、司教席が空席になった際に発行されたターラー銀貨です。
ドイツのアイヒシュテットは神聖ローマ帝国の教区であり、1781年に現司教が亡くなり、
司教席が空席(sede vacante)になった際に、その空白を埋めるが如く、アイヒシュテットの
最初の司教の権威にあやかるように、また、大聖堂およびその支部がその空白をサポート
するように、当ターラー銀貨がデザイン・発行されたと推定されます。
表面は、アイヒシュテットの最初の司教の聖ヴィリバルト(左側)と、聖ヴァルブルガ
(聖ヴィリバルトの妹)(右側)、アイヒシュテットの紋章(中心)、プロヴィデンスの目(上部)、
アイヒシュテットの詳細・繊細な都市景観(下部)が描かれています。
裏面は、3つの大聖堂の紋章を中心に、13の大聖堂支部の紋章がサポートするように、
取り囲んで描かれています。
都市景観を始めとして、表面・裏面と全域に渡り詳細・繊細に描かれ、浮き彫りしたような
カメオ仕様で鋳造され、ドイツのターラーシリーズの中で最高峰の一つと位置づけられています。
このような豪華なターラー銀貨であるため、2023年6月の泰星オークションでは
MS66PL(NGC)が414万円(手数料込み)で落札され、世間の耳目が集まりました。
当コインをお勧め致します。
商品仕様
発行国 | ニュルンベルク(ドイツ) |
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発行年 | 1781年 |
通貨単位 | 1ターラー |
直径 | 42mm |
重量 | 28.02g |
構成 | 銀 |
純度 | 不明 |
グレード | MS66 |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | *******-*** |