商品説明

当金メダルは、イギリスのヴィクトリア(在位：1837年〜1901年)治世下、
1887年の即位50周年を記念して王室関係者及びその賓客に贈呈された金メダルです。

表面は、左向きの戴冠姿、ベールをかけ、マントを羽織った肖像、
裏面は、上部に王冠、花輪内に銘文、
が施されています。

当メダルの刻印は、表面下部に署名がある刻印師クレメンス・エンプトマイヤーが手掛け、
当メダルの彫刻は、署名はないものの、彫刻師ジョセフ・エドガー・ボームが手掛けました。
(※)
刻印師：メダル制作プロセス上の刻印・金属処理を担った職人
彫刻師：メダルの題材デザインを手がけた芸術家

当メダルは、ヴィクトリアの即位50周年記念式典において王室関係者とその私的な賓客に
授与されました。式典で着用できるようループ付きで鋳造されたため、大半は実際に
着用されました。当メダルはその着用された大半の一つの可能性が高く、式典の現場の空気を
吸ったメダルと言えるでしょう。

当金メダルは133枚のみ鋳造され、贈呈されたのは73枚のみ、残りは溶解されました。
その贈呈された73枚のうち、現存し、鑑定されたメダルは２枚のみ、PCGSにMS61が１枚、
そしてもう１枚、NGCにてMS62評価の当金メダルです。

ヴィクトリアと同じ空気を吸ったと思われる金メダル、現存が確認できる鑑定済みの
２点しかないうちの１点、２点のうち、当金メダルはよりグレードが高くトップグレード、
19世紀のヴィクトリア即位50周年記念の空気感を、当金メダルが戦争・災害・動乱等を
潜り抜けて運んできた、という奇跡をこの金メダルと共にご共有ください。

当金メダルをお勧め致します。

商品仕様