商品説明

当金貨は、フランスのナポレオン３世(在位：1852年〜1870年)治世下、
ストラスブルク(フランス)で1866年に発行された10フラン金貨です。

表面は、月桂冠を被った右向きのナポレオン３世が描かれ、
下部には、先端が三つ葉状の十字架、リング付きのアンカー(錨)、BARRE、
が刻まれています。

先端が三つ葉状の十字架：ストラスブルク鋳造所の所長、アンリ・デルベックのマーク、
リング付きのアンカー(錨)：中央造幣局の主任彫刻師、デジレ・アルベール・バールのマーク、
BARRE：上記、主任彫刻師の姓、が刻まれています。

裏面は、額面と発行年が月桂樹の花輪に囲まれて刻まれています。
下部には、ストラスブルクのミントマーク「BB」が刻まれています。
ストラスブルクのミントマークには、BBの大きさによりバラエティーがあり、
小さめBBの「プティ(Petit)BB」と、大きめBBのグランド(Grand)BBに分かれ、
当10フランは「プティ(Petit)BB」になります。

当10フランは、NGCにてトップグレード、PCGSではトップグレードがMS67のため、
NGC／PCGS両サービスにてトップグレードです。さらに、10フラン全体を俯瞰しても、
NGC／PCGS両サービスでMS67がトップグレードであり、突き抜け感が高いです。
MS67は「完全未使用品」評価内で一番高いグレード、「空前絶後品」評価の1グレード手前、
高みのポジションならではの極端なハイグレードです。

当コインをお勧め致します。

商品仕様