商品説明
当金貨は、イギリスのウィリアム4世(在位:1830年〜1837年)の統治下、
ロンドンで1831年に発行されたハーフソブリン金貨です。
表面のウィリアム4世の肖像は、「ウナ&ライオン」で有名な彫刻家ウィリアム・ワイオンが手がけました。
裏面のハノーヴァー朝の紋章は、ウィリアム・ワイオンとロイヤルミントで協働したジャン・バプティスト・マーレンが手がけました。
ウィリアム4世時代に発行されたハーフソブリン金貨には、スモールタイプ(1831年〜1834年)とラージタイプ(1835年〜137年)と分かれ、
当ハーフソブリン金貨はスモールタイプです。スモールタイプのうち、1831年発行のハーフソブリン金貨には、
ギザギザエッジとプレーンエッジとに分かれ、当ハーフソブリン金貨はプレーンエッジです。1831年のハーフソブリン金貨は発行枚数が
不明なほど枚数が少なく、うち、プレーンエッジはさらに少なく、NGCの鑑定数から比較すると、ギザギザエッジは93%(39枚/42枚)に対し
プレーンエッジは7%(3枚/42枚)と極端に少なく、プレーンエッジは希少性が高いです。
1831年ウィリアム4世時代発行のハーフソブリン金貨のスモールタイプのうちのプレーンエッジが、
PCGSでPR64+、さらにディープカメオ評価されてトップ2グレード、NGCにはPF64ウルトラカメオ止まりがあるだけで、
当ハーフソブリン金貨はPCGS/NGC両域でトップ2グレードです。
1831年ハーフソブリン金貨の発行枚数は不明なほど数が少なく、他の発行年の発行枚数は10万枚以上に比べて特徴的に発行枚数が少ないです。
加えて、プレーンエッジはギザギザエッジに比べて鑑定枚数が少なく、発行枚数の記録がないものの、鑑定枚数の相対的比率から、
プレーンエッジの発行枚数は相対的にかなり少ないと推定されます。
安定のイギリスコイン、「ウナ&ライオン」「ヴィクトリア」だけではない、ウィリアム・ワイオンの作品性、
ウィリアム・ワイオンのネームバリュー、特年の1831年のハーフソブリン金貨の発行枚数の少なさ、さらにプレーンエッジの発行枚数の少なさ、
そのカテゴリー内でトップ2グレードの高評価から、当金貨の将来性が期待される逸品です。
当コインをお勧め致します。
商品仕様
発行国 | ロンドン(イギリス) |
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発行年 | 1831年 |
通貨単位 | ハーフソブリン |
直径 | 17.9 mm |
重量 | 3.99 g |
構成 | 金 |
純度 | .9167 |
グレード | PR64+DCAM |
鑑定機関 | PCGS |
PCGS証明書番号 | ******** |