レーゲンスブルクの都市景観、6ダカット金貨を時間軸に沿って検証します。
(そのコイン固有の特徴を手がかりに追跡しています)
記録が取れる2006年1月から、裸コインで$23,887(USD換算)の評価、
2008年10月に再び登場、同じコインが裸コインで$20,461(USD換算)の評価、
2019年3月に裸コインのまま、大きく飛び上がり、$271,309(USD換算)の評価でした。
当6ダカットは約13年で11.4倍まで上昇、片やS&Pは同期間比較で2.2倍、
株式でテンバガー(※)と言われる大化けコインです。
大化けするコインが2006年当時は$23,887(USD換算)であり、
良いコインには早めに入っておくことをお勧めする良い事例です。
背景・エピソードのあるコイン、トップグレード・オンリーワングレードのコインなど、
良いコインに早めに入っていくことをお勧めします。
(※)テンバガー=Ten Bagger
野球の「1塁」「2塁」「3塁」にある四角いものを英語でバッグ(Bag)と言い、
テンバガーとは「10塁打」を意味します。バガーに「〜倍」という意味はありません。
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当金貨は、神聖ローマ皇后のマリア・テレジアの息子、ヨーゼフ2世が
神聖ローマ皇帝に即位・戴冠する記念に発行された6ダカット金貨です
当6ダカットはNO DATEであり、発行年が不明、貨幣学上、そのコインの
性質が特定されていませんが、手がかりがありました。都市景観側の真下、
レーゲンスブルクの紋章の中に、「ICB」と刻印が埋め込まれており、
レーゲンスブルク造幣所の所長、
ヨハン・クリストフ・ブッシュ(Johann Christoph Busch= ICB)(JはI表記)を指し、
その在任期間(1741年〜1766年)にヨーゼフ2世(在任期間:1765年〜1790年)との接点として、
1765年のヨーゼフ2世の神聖ローマ皇帝即位・戴冠時であり、当金貨は、
その記念に際して発行された金貨と推定されます。
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