【商品詳細】
発行所 :レーゲンスブルク
発行年 :1750年頃
通貨単位:金メダル
素材 :金
重量 :6.94 g
【商品説明】
当金メダルは、1750年頃、帝国自由都市レーゲンスブルクにて、レーゲンスブルク鋳造所が結婚のお祝いに贈答用として使用される事を前提に鋳造していた金メダルです。
ドイツでは金メダルを結婚式、洗礼式などで贈答することが伝統になっており、レーゲンスブルク鋳造所が結婚式の贈答用として使われる事を前提に当金メダルを鋳造しています。
特定のカップル用に鋳造されたものではなく、結婚式でカップルに贈られるためにレーゲンスブルク鋳造所が事前に鋳造していたものです。
レーゲンスブルク鋳造所が圏内の公式通貨を鋳造していた傍ら、結婚式で使われる贈答用の金メダルも鋳造していたという事実が、今の時代からすると驚きです。
デザインについて、表面は、男が本を読みながら杖をついて田舎道を歩いている図、Lonely, but not alone(ZWAR EINSAM DOCH NICHT GANZ ALLEIN)と刻印されています。
裏面は、男女が祭壇の上で握手し、光線が降り注いでいる図、Two Hearts should be one(ZWEY HERTZEN MÜSSEN EINES SEYN)と刻印されています。
デザイナーについて、レーゲンスブルク鋳造所のミントマスターがデザイン・鋳造しました。
(ミントマスター名:ヨハン・クリストフ・ブッシュ(Johann Christoph Busch)(= I. C. B.)(Johann=Iohann))
裏面の下方にミントマスターイニシャルが入っています。
当金メダルはNGC/PCGS全体で1点のみ、オンリーワングレードです。
現在まで270年近く経っておりますが、結婚してこれから一緒に人生を歩む男女に記念の品を贈る周りの人々の思いは変わらないものです。
これから結婚する男女に贈答し、その後30年を経て、300年を超える歴史をコインとともに歩んでもらう事を祈るというのはいかがでしょうか?
当コインをお勧め致します。