商品説明
当金メダルは、ハプスブルク家のオーストリア女大公/ハンガリー・ボヘミア女王のマリア・テレジアと、
ロレーヌ家の神聖ローマ皇帝のフランツ1世の夫妻から始まるハプスブルク=ロートリンゲン家の家系から、
その夫妻の孫のマリア・テレジア(ナポリ/シチリア)(祖母と同名)が、1792年にハンガリー女王を戴冠した
記念の金メダルです。
同じくその夫妻の孫、フランツ2世との結婚(孫同士の結婚)により、マリア・テレジア(ナポリ/シチリア)は
神聖ローマ皇后、オーストリア皇后、ボヘミア女王、にもなっています(祖母と同名の経緯ですが、
祖母の娘が自分の娘を生まれた時から気に入っており、祖母と同じ名前を付けた事によります)。
当金メダルは、ハプスブルク家直系の、ハンガリー女王、神聖ローマ皇后、オーストリア皇后、
ボヘミア女王であったマリア・テレジア(ナポリ/シチリア)が、1792年6月10日にブタで
ハンガリー女王に戴冠した記念の金メダルであり、表面には戴冠に当たっての
マリア・テレジア(ナポリ/シチリア)の思い、裏面には夫婦の名前、各タイトル、戴冠式の日付が
刻まれています。
表面:
IMITARI MALIM QVAN VOCARI
直訳:私は、その名を呼ばれるより、むしろ模倣したい
意訳:国民を思いやることなく、先王たちの称号を呼ばれるだけでなく、
むしろ、先王たちを模倣(して責任ある公正な女王となって先王たちの正当性を証明)したい
裏面:
MARIA THERESIA(マリア・テレジア)
FRANCISCI(フランシス(フランツ2世))
HVNGAR BOH REGIS(ハンガリー ボヘミア 王)
ARCHIDVCIS AVST(大公 オーストリア)
CORONATA(戴冠)
BVDAE X IVN(ブダ(※) 6月10日)
MDCCXCII(1972年)
(※)ハンガリーの首都ブダペストの西側部分、ドナウ川の西岸
1792年当時はブダがハンガリーの首都、1873年にドナウ川の東岸のペストと統合、ブタペストになる
当金メダルはNGCにてオンリーワングレード、PCGSにも鑑定はなく、今後、鑑定が出現してくる可能性は
ないと考えられ、世界で唯一の生き残り(サバイバー)の鑑定金メダルです。
歴史的背景がある世界唯一のオンリーワングレードの当金メダルをお勧めします。
商品仕様
発行国 | プラハ(ボヘミア(現チェコ) |
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発行年 | 1792年 |
通貨単位 | 金メダル |
直径 | 約25 mm |
重量 | 4.37 g |
構成 | 金 |
純度 | 不明 |
グレード | MS63 |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | 6609748-004 |