商品説明
当銀貨は、19世紀前半に中米で建国、17年間存続した中央アメリカ連邦共和国のうち、
現在のグアテマラで発行された8レアル銀貨です。
中央アメリカ連邦共和国は、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、
ホンジュラスからなる連邦国家として1823年に建国され、1839年まで存続しました。
連邦国家が崩壊した1839年以降も、各国の地域経済は密接に繋がっていたため、
それまで発行されていた連邦国家の通貨は引き続き発行が続き、当8レアル銀貨も
1847/6年発行と、グアテマラの連邦離脱以降に発行されています。
その中央アメリカ連邦共和国は、現代では存在せず、当時17年間しか存在しなかった、
短命の連邦国家として、そのレア度は高く、その連邦国家が発行したレアル銀貨は
稀有な歴史的背景を背負ったノスタルジーを感じさせるコインです。
その中央アメリカ連邦共和国の8レアル銀貨は当時発行の最高通貨単位であり、
オリジナルの希少性の高さに加え、コレクターに人気の「太陽が光を放つ」デザイン、
サンフェイスのデザインを兼ね備えている稀有な存在のコインです。
中央アメリカ連邦共和国のコインについて、過去にエスクード金貨をお取り扱いし、
掲載日数はほとんどなく、お客様に引き取られていきました。引き合いが強烈に強いジャンルです。
トップグレード(同列) 1エスクード金貨 コスタリカ 中央アメリカ連邦共和国 「太陽が光を放つ」デザインは買い 1849年 MS63 NGC
セカンドグレード(同列) 2エスクード金貨 中央アメリカ連邦共和国 コスタリカ サンフェイス「太陽が光を放つ」デザインは買い 1835年 MS63 PCGS
今般は中央アメリカ連邦共和国の8レアル銀貨につき、1846年を1847年に修正した
1847/6年のカテゴリーにおいて、NGCではMS65★にてトップグレードです。
NGCの8レアル銀貨全体においては、さらに上位グレードのMS66★(1837年/NGC)が存在するも、
表面に縦と斜めに大きなラインが刻まれており、所有感を満たすには少々難があり、
MS65★の当8レアル銀貨が所有感を満たす最上位グレード(NGC)と言えます。
PCGSの8レアル銀貨全体において、MS65★を超える上位グレード、MS66+が1847年に存在するも、
赤い斑点のトーンが複数存在し、所有感を満たすには少々難があります。片や、1842/0年に
MS65+が存在し、ラインや斑点等はなく、表面裏面ともに状態はよく、所有感を満たすものですが、
今後出現して入手できる可能性はほぼ無く、現状入手できる中のベストの当8レアル銀貨
(NGC MS65★ 1847/6年)をお勧め致します。
(参考)
NG:ラ・ヌエバ・グアテマラ・デ・ラ・アスンシオン(La Nueva Guatemala de la Asunción)=グアテマラシティ
A :アポリナリオ・エスパーニャ(Apolinario España)=グアテマラ造幣局の金属分析担当者
10Ds 20Gs
:0.90277(銀の純度)
純銀100%は12Dineros、1Dinero当たり24Granosから成り、10Ds 20Gs = 10・20/24 = 10.83333
10Ds 20Gsの銀の純度は、10.83333/12 = 0.90277
商品仕様
発行国 | グアテマラシティ(グアテマラ/中央アメリカ連邦共和国) |
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発行年 | 1847/6年 |
通貨単位 | 8レアル |
直径 | 39.0 mm |
重量 | 27.07 g |
構成 | 銀 |
純度 | .903 |
グレード | MS65★ |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | *******-*** |