商品説明
当金貨は、1889年にアメリカで発行されたインディアンヘッドの1ドル金貨です。
1ドル金貨は、1849年〜1889年の40年間のうちに発行され、その期間は発行コインにより
3期に分かれており、当1ドル金貨は3期目(1856年〜1889年)の最終年度に発行されています。
3期目の1ドル金貨は、ラージインディアンヘッド、インディアンプリンセスラージヘッドと呼ばれ、
3期目の発行であり、タイプ3と呼ばれています。
当1ドル金貨は裏面二重打(DDR=Double Die Reverse)と呼ばれる手法で、
裏面が二重に打たれており、デザインが段付きになるように打たれています。
1ドル金貨の中、裏面二重打の発行は1889年のみであり、特年と言えます(※)。
表面二重打(DDO=Double Die Obverse)とともに、「手変わり」として
認識されています。
(※VP-001:Variety Plus-001 NGCがバラエティの一つとして振ったナンバー)
その手変わり、裏面二重打ち1889年特年発行のうち、当1ドル金貨はNGCにて
MS68でトップグレード(同列)、PCGSでは鑑定品はないため、
NGCのトップグレードで確定です。
アメリカのコインは世界のコレクター/ディーラーの耳目が集まるカテゴリーであり、
トップグレードは特に買いが集中しており、価格が上昇している状況です。
そのうち、裏面二重打ち、手変わりの当1ドル金貨について、メインストリームの
1ドル金貨(非手変わり)が激騰続きでコレクターが手を出せない状況とは異なり、
手変わりの当1ドル金貨は、マーケットにて、その希少性の認識が低く留め置かれており、
現状、価格上昇が緩やかではありますが、いずれその希少性の認識が補正されるので、
今後さらに価格上昇が見込まれます。
非手変わり品のトップグレード(MS68+)とグレードが「+」しか違わない、
双璧をなす当手変わり品のトップグレード(MS68)、今後の価格上昇の伸び代があり、
コレクターの手が出せる価格レンジの当手変わり品は、マーケットの歪みの中で
良いものをリーズナブルに得たいコレクターに適した逸品です。
当コインをお勧め致します。
商品仕様
発行国 | フィラデルフィア(アメリカ) |
---|---|
発行年 | 1889年 |
通貨単位 | 1ドル |
直径 | 15.00 mm |
重量 | 1.672 g |
構成 | 金 |
純度 | .900 |
グレード | MS68 |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | 4627827-011 |