商品説明
当金貨は、アメリカ・ニューヨークの金細工職人・金属分析業のエフレイム・ブラッシャーが1787年に
鋳造したハーフ・ダブルーン金貨を元に、2011年にプライベート発行にて再現・再鋳(RESTRIKE)された金貨です。
後に大統領になるジョージ・ワシントンと隣人だったエフレイム・ブラッシャー、金細工職人として、外国金貨の
金属分析も行っており、分析後、極印(ホールマーク)の「EB」をパンチしていました。その後、アメリカの造幣局の
金の分析業務に関わるうちに、自らが金貨を鋳造することになり、それが「(ハーフ)ダブルーン金貨」です。
そのデザインについて、裏面は、アメリカの象徴のイーグルが、右の爪で平和の象徴のオリーブの枝を、
左の爪で武力の象徴の弓矢を掴み、イーグルの頭近辺にアメリカ独立時の州の数だけの星マークが入り、
イーグルの右翼にはエフレイム・ブラッシャーの極印「EB」がパンチされ、下部には発行年1787年と刻年されています。
表面は、海上の先に山がそびえ、山頂から光を放つ太陽が昇るデザインです。
(NGCでは裏面を表にセットしています)
(ハーフ)ダブルーン金貨は、アメリカのみならず世界の貨幣史の中でも希少価値の高い金貨であり、
ダブルーン金貨は現存7点のみ認められ、現在の評価額は3億円から6億円とも言われています。
ハーフ・ダブルーン金貨は現存1点のみ認められ、スミソニアン博物館に収蔵されています。
スミソニアン博物館に収蔵されているハーフ・ダブルーン金貨は国宝級の歴史的価値のあるコインであり、
その再鋳(RESTRIKE)には相応の技術力を要し、その技術力を有するクラフトハウス(*)にライセンス供与、
そのクラフトハウスは当時の金型を忠実に再現、2011年にプライベートミントとして再鋳(RESTRIKE)、発行しました。
(*ロン・ランディス率いるランディス・スタジオ)
再鋳発行枚数500枚、NGCではグレードなしのスラブ入りコインはあるものの、グレード評価はなく、
当金貨は、MS69のトップグレードが付された、評価が確定している金貨です(PCGSには存在なし)。
世界の貨幣史上、最も希少価値が高い金貨のうちの一つ、スミソニアン博物館にしかない一点物の
ハーフ・ダブルーン金貨が忠実に再現された当RESTRIKEをお勧めします。
当コインをお勧め致します。
商品仕様
発行国 | ギャラリーミント/ユーレカスプリングス(アーカンソー州/アメリカ) |
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発行年 | 1787年(2011年RESTRIKE) |
通貨単位 | ハーフダブルーン(1/2ダブルーン) |
直径 | 24.0 mm |
重量 | 12.0 g |
構成 | 金 |
純度 | .999 |
グレード | MS69 |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | 5848158-003 |