商品説明
当金貨は、1858年に成立した英領インドで1862年に発行されたモハール金貨です。
当金貨は、英領インドで発行された3種のモハール金貨(*1)のうち、英領インド成立初期に発行されたもので、さらに、初期発行のうちでも、初年の1862年に発行されたものです(*2)。
[参考]
英領インドで発行された3種のモハール金貨(*1)
初期発行(KM #480)1862年(*2)/1870年/1875年
中期発行(KM #481)1870年
後期発行(KM #496)1877年~1891年
(KM:Chester L. Krause & Clifford Mishler)
つまり、当金貨は英領インドの初めの初めの発行金貨です。
初期発行(KM #480)分は自然金や精錬された金から鋳造され、後期発行(KM #496)分は既発行金貨を回収・スクラップして新たに鋳造(改鋳)されていたと思われます。
使い回された金からより 、フレッシュな金から製造された初期発行金貨が価値が高いと言えます。
また、初期発行(KM #480)と後期発行(KM #496)の価値の差は、 表面のヴィクトリア名が異なるところからも来ており、KM #480が「VICTORIA QUEEN」、KM #496が「VICTORIA EMPRESS」、同じモハール金貨でも別物扱いされる場合もあります。
さて、当金貨はオリジナルストライクです。
リストライクのモハール金貨が高値推移していますが、あくまで「再鋳」品であり、発行主体が収入増を目的として、プルーフ仕立てにしてリストライク発行させたものです。
プルーフといえどリストライクは、将来、どこかで必ず価格調整が入ります。
その時点でリストライクを保有していますと価格下落に直面し、悲劇を見ることになります。
当金貨はオリジナルストライクであり、将来、価格調整なく、一本調子で上がるだけ上がっていきます。
さらに、ここからが本丸かもしれません。
当金貨は世界最高グレードが重なる稀有の金貨です。
・同コイン内世界最高グレード
・初年号(1862年)手変わり品内世界最高グレード
当モハール金貨は、「1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower」であり、MS64にて評価され、同コイン内の世界最高グレードです。
“V”とはヴィクトリア女王のことで、小さな隠し文字「V」がコインの表面や裏面に刻印されているコインは「手変わり品」と呼ばれています。
「手変わり品」は1862年の初年号にしか存在せず(1875年にもあるようですが、確認が取れていません)、当金貨「1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower」 は全「手変わり品」のバラエティーの中でも世界最高グレードです。
数が多めの他の「手変わり品」すらも追い抜く最高グレードです。
その「手変わり品」のバラエティーについて、数が多めの「V on bust and 2 flowers」とは対照的に、数が少ない当金貨の「V on bust and 1 flower」は特に希少です。 鑑定数を比較すると1/4~1/3しかないため、価値もそれだけ上がります。
さて、ヤフオク史上、過去10年間のうち、「1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower」は1回のみ出現しています(※:下記【商品相場】を参照)。
強烈な希少性のため、出現がこの程度です。
その出品されていたグレードはMS63、母集団に埋もれた金貨でした。
この度、当金貨は、最高グレードのMS64であり、母集団を完全に飛び抜けています。グレードがトップに近づくほど、さらに、数が少なくなるほど、価値の上昇は直線的でなく、急カーブを描くことになります。
急カーブを描いて他のコインを振り切るため、追随するコインが追いかけられず、安定した地位を維持することになります。
このように、ヤフオクの過去10年間の履歴も参考にならないほどの強烈な希少性の金貨です。
新しく鑑定されたコインがMS65以上の評価で入ってくる可能性はゼロです。
この金貨で完全に勝てることになります。
しびれるようなコインです。やけどするかもしれません。
この強烈なコインを手に入れてください。
商品相場
相場について、200万~230万と思われます
(控えめベースです)。
2013年3月3日に今般の出品と同じ、「英領インド 1862年 手変わり品 V on bust and 1 flower」のグレードの低いMS63が340件の入札を経て、180万で落札されています。
(参考)
オークファンのアカウントをお持ちの方はこちらを参照ください。
過去10年で唯一出現したMS63の「英領インド 1862年 手変わり品 V on bust and 1 flower」
アンティークコインが最前線で奪い合いされているオークションでは、コインを松竹梅に分けると、松だけその価格が極端に駆け上がり、竹と梅の価格はショボショボ、絶対強者と絶対弱者に分かれます。
当コインは絶対強者に入り、オークションに出るたびに最高価格レコードが塗り変わるレベルです。
半年毎にフロアオークションがあったとして、2013年3月から2017年8月と、4年半近く経った後に価格がどれだけ跳ね上がるか、考えただけでも恐ろしいレベルです。
世界のアンテイークコインマーケットは松にしか意味がありません。
松がマーケットを牽引しています。竹梅は置き去りにされます。
竹梅がメインフォーカスの方は、松が世界で激闘・激騰をしている事実を知りません。
対して、松がメインフォーカスの方は、松コインが世界で激闘・激騰している事実を知っており、その大波に乗ろうと、虎視眈々と狙いを定めています。
竹梅の人たちの「できるだけ安いコインはどれか?」というコンセプトと、松の人たちの「激騰する勝ち馬・勝ちコインはどれか?」というコンセプトは全く相容れないものです。
当コインは松志向の方にしか見えないコインです。
竹志向の方がこのコインを手に入れて、松の世界に飛び込むのもいいでしょう。
梅志向の方は持ちきれないのでやめておきましょう。
特に松の方にお勧めのコインです。
商品仕様
発行国 | 英領インド |
---|---|
造幣所 | カルカッタ |
発行年 | 1862年 |
直径 | 25mm |
重量 | 11.66g |
構成 | 金 |
純度 | .917 |
グレード | MS64 |
鑑定機関 | PCGS |
KM NO | KM #480 |
The description in English is stated below.
Coin Description
[Obverse]
Lettering :VICTORIA QUEEN
Engraver:William Wyon
[Reverse]
Lettering:ONE MOHUR INDIA 1862
This Mohur Gold coin is issued in 1862,India British(IB) established in 1858.
This Mohur is issued in the first strike(1862) in the 1st period.
It’s First & First.
1st period(KM #480)1862/1870/1875
2nd period(KM #481)1870
3rd period(KM #496)1877-1891
(KM:Chester L. Krause & Clifford Mishler)
1st period gold coins(KM #480) are issued from natural gold and 2nd(KM #481) & 3rd(KM #496) are issued from scrapped gold coins.
The 1st period gold coins are higher value from others.
1st period(KM #480) value and 3rd period(KM #496) value are far different.
You can see the lettering on the obverse,the KM #480 is lettered “VICTORIA QUEEN” and KM #496 is lettered “VICTORIA EMPRESS”.
VICTORIA QUEEN is valued more higher than VICTORIA EMPRESS.
The Mohur is the original strike,not restrike.
You know the restrike Mohur is valued high in the coin market.
(Almost coin dealers don’t know why the value high.)
But it’s just only restrike,not original.
Restrikes are issued by the authories to get MONEY.
It’s the purpose to get money by the authories.
Originals are valued more higher.
Almost coin dealers know the restrike value will be down.
Collectors should not have them not to face the value down.
The Mohur is the original and the value will sky-rocket.
The Mohur is the coin recorded with TOP POP in the world.
1.The TOP POP in the same class
2.The TOP POP in the 1862 all “V” graved series
The Mohur is “1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower” graded in MS64.
It’s highest(TOP POP) in “1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower”.
“V” means the VICTORIA and small “V” is graved in the coin.
“V” graved series are only in 1862 and “V” on bust and 1 flower graded in MS64 is the highest in the all “V” graved series.
[“V” on bust and 1 flower] and [“V” on bust and 2 flowers] are valued far different.
[“V” on bust and 1 flower] population is 25%-30% of [“V” on bust and 2 flowers] population.
The value difference are 3-4 times.
“1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower” graded in MS63 was posted one only and won in Yahoo auction.
Others are no see in 10 years.
The only one listed in last 10 years was in MS63,no top pop and drawned in population.
The Mohur is in MS64, the highest in same class and all “V” graved series.
It’s the TOP POP popped up in the population.
The value will be skyrocketting.
[Reference]
The realized price with historical “1862(C) Mohur “V” on bust and 1 flower” in MS63 is 1,800,000 jpy in Yahoo auction.
Coin Specifications
Country | India British |
---|---|
Mint | Calcutta |
Year | 1862 |
Value | 1 Mohur |
Diameter | 25mm |
Weight | 11.66g |
Composition | Gold 0.917 |
Grade | MS64 |
Appraisal agency | PCGS |
KM NO | KM #480 |