
商品説明
当金メダルは、1830年にフェルディナント(ハンガリー王としてはフェルディナント5世)が、
ハンガリー国王として戴冠したことを記念して発行されたものです。
フランツ1世は、神聖ローマ皇帝フランツ2世(在位:1792〜1806年)として帝国最後の
皇帝となった人物で、1804年からはオーストリア皇帝フランツ1世(在位:1804〜1835年)を
名乗りました。同時にハンガリー国王(在位:1792〜1835年)でもあり、オーストリアと
ハンガリーを同君連合として統治していました。
オーストリア皇帝位は世襲で継承されるため、ハンガリー王国のような「正式な戴冠式」は
行われず、一方、ハンガリー王位は「聖王冠による戴冠式」によって正統性が完成する伝統を
持ちます。当金メダルは、その独自の戴冠儀礼を背景とする、1830年ポジョニ
(現ブラチスラヴァ/スロバキア首都)での戴冠を記念したものです。
表面は、フランツ1世と息子フェルディナント5世の並び肖像が描かれ、
ハプスブルク=ロートリンゲン家の王朝継承を象徴しています。
裏面は、光線の中の王冠と3行の碑文が刻まれています。
CORON. POSON.: ポジョニ(ドイツ語名プレスブルク)
(現ブラチスラヴァ/スロバキア首都)での戴冠
DIE XXVIII. SEPT.:9月28日
MDCCCXXX. :1830年
本メダルには直径20mmと24mmのタイプが存在し、当品は24mmの大型サイズです。
発行数は50点とされ、現存はPCGSで当品1点のみ。NGCには該当品が確認されておらず、
世界で1点のみのオンリーワングレード品となります。
神聖ローマ帝国最後の皇帝フランツ2世(=オーストリア皇帝フランツ1世)は、
中央ヨーロッパ最大級の領土を統治したハプスブルク君主であり、その時代の転換点を
体現した歴史的人物です。本メダルは、そうした人物と王朝の継承を、1830年という
具体的な日付と場所をもって伝える、極めて象徴性の高い一枚です。
当金メダルをお勧めします。
商品仕様
| 発行国 | ウィーン(オーストリア) |
|---|---|
| 発行年 | 1830年 |
| 通貨単位 | 金メダル |
| 直径 | 24.00 mm |
| 重量 | 6.12 g |
| 構成 | 金 |
| 純度 | .900(推定) |
| グレード | MS62 |
| 鑑定機関 | PCGS |
| PCGS証明書番号 | 54806860 |