商品説明
当金貨は、エチオピアの最後の皇帝、ハイレ・セラシエ1世(在位:1930年〜1974年)の在位20年を記念して
1950年にスイスでプライベート発行された20ダカット金貨RESTRIKEです。
エチオピアはコーヒーの発祥の地であり、エチオピアとヨーロッパの交易では、
ヨーロッパから金貨・銀貨が持ち込まれ、エチオピアからはコーヒーが輸出されていきました。
その交易は、オーストリア・ハプスブルク家のマリア・テレジア(1740年〜1780年)の在位期間中にさらに発展、
エチオピア経済を発展させたこともあり、マリア・テレジア没後は、没年1780年が刻年された通貨が使い続けられたほどです。
エチオピアではマリア・テレジアが交易・通貨・資産のシンボルであるため、エチオピアの最後の皇帝、ハイレ・セラシエ1世の
在位20年記念では、1950年にマリア・テレジアの20ダカット金貨がRESTRIKE発行されました。
当20ダカット金貨RESTRIKEは、PCGSでMS62の3点のみ、NGCではMS62が1点の合計2点のみ、
全発行数が200点の中の鑑定数5点は残存2.5%だけであり、希少性があります。
マリア・テレジアは安定・定番の人気デザインである事、エチオピアとオーストリアがマリア・テレジアで繋がる歴史的な意外性、
20ダカットと通常スラブケースぎりぎりで収まっている大型金貨である事、上記お勧め要素3点盛りです。
当コインをお勧め致します。
※マリア・テレジアの肖像下の「S.F.」
18世紀当時のギュンツブルク造幣局(バイエルン/ドイツ)の造幣責任者、トビアス・シェーブル(S)と、
造幣局長、ヨーゼフ・ファビー(F)の、各イニシャル。
商品仕様
発行国 | スイス(プライベートRESTRIKE発行) |
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発行年 | 1780年(1950年RESTRIKE発行) |
通貨単位 | 20ダカット |
直径 | 44.0 mm |
重量 | 73.45 g |
構成 | 金 |
純度 | 約.811 |
グレード | MS62 |
鑑定機関 | PCGS |
PCGS証明書番号 | ******** |