商品説明
当金貨は、安南(現ベトナム)の阮朝(1802年〜1945年)時代のうち、第4代皇帝嗣徳帝(しとくてい)
(在位:1847年〜1883年)の時代にフエ(ベトナム)(推定)で発行された1ティエン金貨です。
表面は太陽の周りに嗣徳通寶(宝)の刻印、裏面は「先代から受け継がれている筆記台」が彫刻されています。
嗣徳帝の先代から受け継がれているという台、嘉隆帝(第1代皇帝)、明命帝(第2代皇帝)、紹治帝(第3代皇帝)まで
使用されていた筆記台と思われます(推定)。筆記台の裏側には、ベトナムの国花にもなっている「蓮」の花が描かれ、
筆記台の周りには「蓮」の葉の広がる前の姿が描かれています(推定)。
NGCラベルにはSCH-UNLとあり、安南コインをカバーするSchroederカタログには無いという意味です。
紹治帝(THIEU TRI)時代には裏面が同じデザインはありますが、表面が「紹治通寶(宝)」と刻印のある異なる
コインになります(SCH-294)。
NGC鑑定ではこの1点限り、PCGSには鑑定がなく、当1ティエン金貨はオンリーワングレードです。
今般の1ティエン金貨のように、安南金貨は、欧米のコインコレクターが自力で勝ち組コインを
見極められるようになってから次の収集対象として探しに行くアジアの勝ち組金貨です。
欧米のコインコレクターの中でも見極めが効かないコレクターはアジアの金貨には
判断がつかず手が出せません。安南金貨は、見極めが効く欧米コインコレクターが
次のステージとして見つけ次第取りに行くアジアのレア金貨です。
日本のコインコレクターは安南金貨の存在自体を認識していない、または、認識していても、
日本のコインの大御所が勧めていないから存在すら無視・否定する姿勢がほとんど、
欧米コインコレクターに安南金貨のほとんどを取られに行かれています。
欧米コインコレクターの目線を持つことは抽象的すぎて難しいですが、
彼らが取りに行くコインを先んじて取りに行くことはできます。
キャッシュリッチなコレクターは豊富な資金で動きが早いため、
先に押さえに行くことをお勧めします。
当店では店主目利きで安南が「来る」と再三アピール中です。
オンリーワングレード 安南(アンナン/ベトナム) 明命帝(メイメイ帝/ミンマン帝) 3ティエン金貨 AU58 NGC
安南(アンナン) ベトナム 紹治帝(しょうちてい) 1ティエン 金貨 AU58 NGC
当コインをお勧めします。
商品仕様
発行国 | フエ(ベトナム)(推定) |
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発行年 | 1847年〜1883年 |
通貨単位 | 1ティエン |
直径 | 20.0 mm |
重量 | 3.69 g |
構成 | 金 |
純度 | 不明 |
グレード | MS63★ |
鑑定機関 | NGC |
NGC証明書番号 | *******-*** |