商品説明
当金メダルは、ザルツブルク大聖堂(オーストリア)が1598年に大きく損傷し、
1628年に再建されてから300周年記念として1928年に発行された記念金メダルです。
ザルツブルク大聖堂はモーツァルトが洗礼を受けた教会でも有名です。
この大聖堂の歴史は古く、774年に建立してから、火災、損傷、補修、再建を繰り返し、
現在の大聖堂は1628年に再建された当時の姿を残しています。
その大聖堂は、ザルツブルク大司教のマルクス・ジッティクス(1612年〜1619年)と
その後継者のパリス(1619年〜1653年)が共同で再建しました。
ザルツブルク市民の精神的シンボルであるこの大聖堂が、1928年に再建300年記念を迎え、
当金メダルが発行されました。
当メダルの裏面は、ザルツブルク大聖堂の再建300年の記念のデザインとして、
大聖堂と、再建に尽力した2人の大司教、ザルツブルクの紋章が描かれています。
当メダルの表面には、2人の大司教が共同で整備、1616年から使用を始めた
ヘルブルン宮殿とその噴水庭園がデザインとして描かれ、2人の大司教が宮殿と噴水庭園の
ミニチュアを手元に持っているようなイメージが描かれ、さらに、ザルツブルクの紋章も
描かれています。
表面下には、ザルツブルクの金属分析機関(アッセイオフィス)の極印が打たれ、
さらにゴールドの純度「.986」が刻印されています。紋章の左右に「AK」と刻印され、
当メダルは、ザルツブルクのジュエラーであるアントン・コッペンウォルナー(AK)により
製造・リリースされました。
ヨーロッパのコイン・メダルは伝統的に精彩なデザインが多く、当メダルもデザインが精彩、
状態が良くグレードの高いコイン・メダルは価格上昇が期待できます。
一部、表面の中心ほか2点に色焼けがありますが、当メダルのオンリーワンの希少性、
デザインの精彩さ、グレードの高さを勘案し、当メダルをご判断ください。
当コインをお勧め致します。